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日本の「春運」圧力が中国より低いのはなぜ? (2)

人民網日本語版 2016年02月04日08:22

鉄道輸送では、時速約300キロメートルの新幹線のほか、各地の鉄道交通も水準の高い安全性、正確性、迅速さ、快適さを実現させている。近郊電車は最高時速が100キロメートル前後に達する。東京の場合、近郊電車の起点は山手線の駅で、たくさんの起点がある。近郊や郊外に向かう近郊電車は、途中駅で快速、準快速、各駅停車などに乗り換えれば、どこの駅からでも都心部までそう変わらない時間で移動することが可能だ。

各地の近郊電車が総合的な交通ネットワークを形成している。理論的に言って、時間を惜しまないのであれば新幹線に乗る必要はなく、何度か乗り換えすれば、普通の電車で日本全国のどこへでも行くことができる。

2010年4月1日、日本の高速道路の総延長は9126.8キロメートルに達し、総面積約37万平方メートルで細長い形をした島国が、ほぼすべて高速道路ネットワークでカバーされるようになった。日本の国道は渋滞が少なく、車での移動が非常に便利だ。

毎年5月のゴールデンウィーク、8月のお盆、12月末から1月初めにかけての年末年始には、高速道路は非常に大変な状況になる。渋滞を緩和するため、国は道路の幅を広げたり、車線を増やしたり、近くに並行して走る2本目の高速道路を建設したりしてきた。第2名神や第2東名の建設により、名神と東名の渋滞が大幅に緩和された。高速道路は料金所のところで渋滞が起きることが多いため、優遇措置つきで電子料金収受システム(ETC)を大々的に普及させたことも渋滞解消に一役買った。

高速道路を走る長距離バスは価格が安く、日本人の重要な移動手段の一つだ。夜行バスはさらに便利で、東京から大阪まで、新幹線だと1万4千円ほどかかるところが、夜行バスなら3500円からと安い。まだ就職していない学生にとって夜行バスは日常的な足だ。


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