また、関係地方政府や当局などが、関係法規定を適切に適用せず、管理・監督も不十分だったと認定している。
そして、事故原因調査と事故責任の認定結果に基づき、123人に対して処分を下すよう求めている。
その他、報告書は、同事故は事故現場や周辺の一部の地域に、大気や水、土壌の汚染を引き起こしたものの、渤海湾の環境への悪影響はなく、環境汚染が原因の中毒や死亡などの症例は確認されていないとしている。また、現在、大気汚染に対する影響はほぼなくなり、汚染した土壌や水も効果的に処理された。事故現場の土壌や地下水は現在も、処理と修復作業が続いている。中・長期にわたって事故が環境や人の健康に与える影響に関しては、モニタリングを続けており、必要な予防と対策が講じられている。
「人民網日本語版」2016年2月6日