中国銀行業監督管理委員会(銀監会)がこのほど発表した2015年第4四半期(10-12月)の主要監督管理指標データによると、銀行業は資産規模と負債規模が緩やかに増加し、利益の伸びが鈍化したという。15年第4四半期末現在、商業銀行の純利益は累計1兆5926億元(1元は約17.6円)で前年同期比2.43%増加し、不良債権率は1.67%で前期比末比0.08ポイント上昇した。
データによると、15年第4四半期末には、銀行業務を取り扱う金融機関の人民元・外貨建て資産の総額が199兆3千億元に上り、同15.7%増加した。このうち大手商業銀行の資産総額は78兆2千億元で同10.1%増加し、39.2%を占めた。株式制商業銀行の資産総額は37兆元で同17.9%増加し、18.6%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年2月16日