中国のスマートフォンメーカー華為(ファーウェイ)はこのほど米国ネバダ州ラスベガスで開催中の見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)において、連続待ち受け時間の長さと高速充電を特徴とするスマートフォン「Mate8」をお披露目した。同機はフラッグシップスマホで、中国での発売後、今回が海外での初お目見えとなった。新華社が伝えた。
華為の携帯電話製品ラインを担当する何剛総裁は製品発表会で、「この携帯電話のユーザーインターフェースにはアンドロイド6.0をベースとしたEMUI4.0を採用し、4千ミリアンペア時の大容量バッテリーを搭載しており、(1度充電すれば)2日間連続の使用が可能だ。高速充電により、30分で1日の利用に必要なバッテリーを充電できる。背面には自撮りシャッターボタンが設置され、自撮りがさらに手軽にできるようになった」と説明した。
ドイツの市場調査会社GFKがまとめたデータによると、2015年9月には、華為の世界携帯電話市場に占めるシェアは9.7%で、サムスンの28.3%とアップルの11.8%に次ぐ数字となった。華為は発表会で個人向け事業の業績についても発表し、それによると15年の総収入は200億ドル(約2兆3590億円)を超え、前年比70%近く増加した。またスマートフォンの総出荷台数は同44%増加して、1億800万台に達したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年1月7日