中国系米国人を妻に持つザッカーバーグ氏は、北京に到着したその日、天安門広場を走る写真をアップし、「北京に戻ってこれてとてもうれしい!」とコメントした。彼はさらに、アリババの馬雲会長との対話で中国語を披露し、たびたび中国を称賛した。「アリババも、フェイスブックも、東西の要素を盛り込んでいる。インターネットの時代、東洋が勝つとか、西洋が勝つ、ということはない。東西を結び付けた企業こそが勝つ」。
ザッカーバーグ氏は近年、頻繁に中国との交流を深めている。彼の事務机には書籍「習近平 国政運営を語る」の英語版が置かれている。2015年9月に開催された第8回中米インターネットフォーラムでは、習近平主席に中国語で話しかけ、「世界のリーダーと外国語で交流するのはこれが初めて。自分にとってこれは、マイルストーン的な意義を持つ」と興奮気味に語った。
キッシンジャー氏が中国に注目した背後に、2つの大国が門戸を開くという事実があったとすれば、ザッカーバーグ氏が中国に注目する背後には、日増しに増強する中国の世界的影響力があるとする分析もある。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年3月23日
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