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新興エコノミーのグローバル経済貢献度は52.9%

人民網日本語版 2016年03月23日14:17

ボアオ・アジアフォーラム2016年年次総会が22日、海南省博鰲で開幕した。テーマは、「アジアの新しい未来:新しい活力と新しいビジョン」。フォーラムでは3つの年次報告、「アジア経済一体化プロセス2016年度報告」、「新興エコノミー発展2016年度報告」、「アジアの競争力2016年度報告」が発表された。「中国青年報」が伝えた。

「アジア経済一体化プロセス2016年度報告」によると、アジア一体化の指標体系が日に日に整い、プロセスの流れは全体として良好だが、一連の変動やマイナス要因による問題も存在する。アジア一体化プロセスという大きな流れは変えることができないものだ。アジア各国が力を合わせて努力することで、アジア一体化プロセスは飛躍的な発展を遂げるという。

「新興エコノミー発展2016年度報告」によると、グローバル経済が全体として不調で、新興11カ国(E11)がさまざまな困難に直面し、経済発展ペースはいずれも目立って低下し、ここ数年にはまれな低迷状態に陥っている。だが新興国の経済発展に対して悲観し過ぎる必要はないという。

同報告のデータでは、E11がグローバル経済に占める割合が14年の29.3%から15年は30.3%に上昇し、グローバル経済の成長への貢献度は52.9%になり、先進7カ国(G7)と欧州連合(EU)諸国の12.2%を大幅に上回った。

「アジアの競争力2016年度報告」は、アジア諸国の総合的競争力を分析して、アジアの競争力は全体として安定し、徐々に6つのグループを形成してそれぞれに効果を上げている。第1グループはシンガポール、香港地区、韓国、台湾地区からなるアジアの工業化を遂げた新興エコノミー(アジア4小龍)だ。アジア37エコノミーの中でいずれも前列に並び、近年は各エコノミー間の総合点の開きが非常に小さくなっている。

続く第2グループは日本、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランドといったアジアの伝統的な発達したエコノミーだ。新興5カ国(BRICS)の中国とインドは第3グループに入る。ASEAN、西アジア、中央アジア、南アジアの各エコノミーはそれぞれ第4~6グループに所属する。


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