2016年4月8日  
 

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米国の大学で再燃する中華料理ブーム (2)

【中日対訳】

人民網日本語版 2016年04月08日08:27

それでも、このような状況が改善されつつある。シンガポール紙「聨合早報」の報道によると、米国の中華料理のクオリティを向上させるために、ミズーリ州大学の食堂は、北京師範大学のコックを招き、3日連続で様々な中華料理を学生に提供していた。そして、地元のコックらも中国人コックに学び、オレンジチキンやセサミビーフ、焼そばサンドイッチなどの米国風中華料理からレベルアップした中華料理が作れるようにと努力した。

現在、ミズーリ州大学の食堂では、叉焼包(チャーシューバオ)、鶏湯麺、糖醋里脊(ヒレ肉の甘酢あんかけ)、焼き餃子、揚州チャーハン、煎餅(中華風クレープ)などが、メキシコのタコス、フランスのアップルパイ、各種ハンバーガー、サンドイッチなど、世界各地の美食と共に学生に提供されている。同大学に留学している中国人の学生たちは本場の味を思い出したようで、「コックたちには帰国してほしくない」と声を上げている。

中華料理を一度も食べたことがない学生に対して、同大学は「全く違う新しい世界に出会える」と、一度食べてみることをすすめている。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年4月8日


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