2015年1月20日、ワイマウ警察留置所に拘束された中国人に面会に行った在ミャンマー中国大使館の職員
李氏は、以下のとおり続けた。
他国に入る際に、現地の禁令やタブーを確認しないと、面倒なことになる。あるとき、中国人がお酒のボトルを携帯してサウジアラビアに入国しようとして逮捕され、鞭打ちの刑を言い渡された。また、一部の国家、特に中東国家の中には、勝手に写真撮影をすると、厳しい罰を受けるところもある。このほか、移民局や税関での写真撮影も許されていない。
領事保護は、中国人の海外での合法的権益を守るという役目を担っている。だが、領事保護担当部門が行うことは全て、現地の法律を守るという大前提があり、領事保護業務に携わる外交官は決して「国民の落ち度をかばう」ことはできず、彼らは「国民の保護者」でもない。