カナダのトロント動物園で先月、パンダの赤ちゃんの命名セレモニーが行われ、中国国務院の李克強・総理がお祝いのメッセージを送ったほか、カナダのトルドー首相も参加した。重慶晩報が報じた。
今回生まれたのは、パンダの双子の赤ちゃんで、「加盼盼(Canadian Hope)」と「加悦悦(Canadian Joy)」と命名された。重慶動物園によると、赤ちゃんのお母さんは「重慶出身」の「二順」で、赤ちゃんも重慶に「戸籍」を置くことになるため、早くて2018年に、重慶に戻る可能性があるという。
重慶動物園のパンダ館の技術総監・尹彦強さんは、「現地の人はとてもパンダが好きで、二順はトロント動物園で最も人気の動物の一つ。トロントの緯度は重慶と異なり、気温が重慶より低く、空気も乾燥している。そのため、動物園は二順のために24時間体制のリアルモニタリングシステムを設置している。さらに、二順のための室外運動場と室内運動場が1つずつある。夏の熱い時期や冬の寒い時期、二順は、空調設備完備の室内運動場で遊ぶことができる」と二順がカナダで超VIP待遇を受けていることを説明する。