2016年4月21日  
 

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「地震予測や震災時のサバイバル」にまつわる誤った情報に注意! (3)

人民網日本語版 2016年04月21日16:06

●誤った情報4:磁石を使って地震予測ができる

磁石に縄をつけて高い所に吊り下げ、磁石に大きな鉄の塊をくっつけておく。地震前には、地球の磁場が大きく変化し、磁石の磁性が失われる。すると、鉄の塊が落下し、数十秒から長くて十分前に地震が起こることが分かる。

【真相】地震の発生前後には、地層内部で速やかな地質変化が起こるため、磁場もある程度変化することは否定できないし、実際に観測可能だ。だが、このような磁場の異常の規模や程度は非常に小さいため、これらの異常を日常生活において測定することは不可能で、さらにはそれを地震予測に応用することなど到底できない。

●誤った情報5:地震雲から地震予測が可能

地震が起こる前、発生地域の雲に異常現象が起こる。この現象から地震の発生を予測できる。

【真相】「地震雲」説を最初に唱えたのは、日本の政治家で奈良市長を務めたことがある鍵田忠三郎氏だ。鍵田氏は、1956年に福岡でM7の地震が起こる前に、非常に変わった雲の帯を見つけたことから、「地震雲」という仮説を出した。実際には、この説は科学的根拠に欠けた「民間伝説」に過ぎなかった。

●誤った情報6:地震が起こったら、早く外に飛び出せ!

【真相】地震の犠牲となった人のうち圧倒的多数は、建物から飛び出そうとして圧死した。


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