農業大県・熊本と県のマスコット「くまモン」
【火の国と馬肉料理】
熊本県は2014年、熊本県キャラクター「くまモン」のPRを目的として、「くまモンほっぺ紛失事件」を起こした。真っ赤な頬とふわふわした身体が特徴のくまモンのほっぺがある日突然消え失せ、もっともらしく警察に遺失物届けを出した。
赤いほっぺがなくなったくまモンは、ただの「クマ」になり果て、トレードマークの「赤」がなくなった熊本県もすっかり冴えなくなった。というのも、熊本県のシンボル・阿蘇山と県民にとってなくてはならないグルメ「馬肉」も、「赤」と深い関わりがあるからだ。