地震で倒壊した桂林―熊本「友誼亭」
九州は、地理的に中国に最も近く、歴史的にも中国と深い関係がある。数年前に中日関係がぎくしゃくし始めても、九州地方と中国の友好的な交流は途絶えることはなかった。
1979年、広西チワン族自治区桂林市と熊本県熊本市は、「友好都市協定」を結んだ。以後30年あまり、両都市は、医療や教育などさまざまな分野で協力を展開、友情にまつわる素晴らしいエピソードが多く残された。1992年、熊本市動植物園は「友誼亭」を建設した。このあずまやには、中国伝統の建築様式が採用され、観光客の憩いの場となっていた。残念なことに、今回の地震の影響で、「友誼亭」の赤い柱が倒れ、オレンジ色の屋根も地面に落下した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月21日