このところ、北京の首都博物館は立て続けに「婦好墓展」や「海昏侯展」を打ち出し、全国から広く注目を集めたことで多くのボランティアらが毎日館内でのサービス業務に従事している。このため、今年の博物館日の期間中、首都博物館は北京の各業種のボランティアに対して特別イベントを打ち出した。同博物館のスポークスマンである楊丹丹氏は、「今回、博物館はすべての展示ホールを開放し、夜間見学にボランティアたちを招待する。今回の活動の招待を受けたボランティアの数は少なくとも1000人にのぼる」と話す。人民日報海外版が伝えた。
楊丹丹氏はまた、「大半の『70後』(1970年代生まれ)、『80後』(1980年代生まれ)はすでに結婚しており、都市における大黒柱になっている。彼らが保有している時代の重要な歴史的情報が盛り込まれている文化財や資料は博物館に大切に保管されるべきだ。今回の公募活動期間は2016年4月18日から8月18日で、公募の主な内容は、1970~80年代における北京住民の学習、仕事、生産、生活の各種現物、文書資料、映像資料、写真などや同年代の北京における重要な歴史的出来事、大きな成果だった文化財の現物と資料、また同年代における北京の都市発展の変遷に関する各種物品やマルチメディア資料をそれぞれ反映させる」と語る。
また続けて、「我々は全寄贈品から20点の優品を厳選し、10月1日の首都博物館35周年記念日当日、入選した寄贈者に景品と寄贈証書を授与し、入選しなかった者には日を改めて寄贈証書を授与する」と語った。(編集JK)
「人民網日本語版』2016年4月27日