中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日、「気候変動への対応は国際社会共通の事業である。中国は各国との密接な意思疎通と協力を継続し、『パリ協定』の効果的な実施を共に推進し、世界的な気候変動への対応事業を前向きに発展させていくことを望む」と述べた。
華報道官はまた、「国際社会の共同の努力により、 国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で『パリ協定』が採択された。『国連気候変動枠組条約』で確立された共通だが差異ある責任の原則が改めて組み込まれた『パリ協定』は、各国の関心が均等に反映された、全面的で均衡のとれた力強い協定だ。協定は2020年以降の世界の気候変動対応について明確な方向性と目標を定めており、歴史的な意義がある」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年4月26日