中国工商銀行は26日、銀聯とビザの両ブランドが提携したダブルカードを発行した。中国系商業銀行が米国でクレジットカードを自主発行した初めてのケースであり、また米国市場で銀聯ブランドのクレジットカードが発行された初めてのケースでもある。新華社が伝えた。
同行の王希全副頭取は発行に際しての式典で、「米国は世界のクレジットカード業界で最も重要な市場であり、米国でカードを発行したことは銀聯と工商銀行にとって国際化発展の重要な一歩であり、中国の銀行業サービスチェーンのグローバル化延伸と国際市場における地位向上にとって重要な意義をもつことだ」と述べた。
銀聯と工商銀は相互に重要な戦略的協力パートナーであり、これまでにカナダ、ニュージーランド、シンガポールなど20カ国・地域で提携して銀聯カードを発行してきた。工商銀は銀聯カード発行市場の海外開拓で最多を誇る中国資本銀行でもある。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月28日