2016年5月5日  
 

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4月の「科学のデマ」、高たんぱく質食品で熱が上がる?

人民網日本語版 2016年05月05日09:05

4月の「科学のデマ」がこのほど、北京市科学技術協会、北京地区ウェブサイト連合デマ情報打ち消しプラットフォーム、 北京科学技術記者編集協会によって共同発表された。人民網が伝えた。

1.風邪を引いた時に高たんぱく質食品を食べると熱が上がる?

真相:食後安静にしていても、エネルギー代謝が活発化することは、研究によって昔から明らかにされている。通常は食事をしてから1時間後に始まり、7−8時間続く。この現象は、食事誘導性熱代謝と呼ばれる。これは現在、肝臓の代謝と関連していると判断されている。

三大栄養素のうち、糖分の食事誘導性熱代謝は約6%、脂肪分は4%で、たんぱく質は約30%と最も高い。たんぱく質は人体に摂取されると、酸化反応によりエネルギーを放出する。このエネルギーの一部は有機体の各種生理反応に供され、残りの一部は熱エネルギーに変化する。

つまり健康であっても風邪を引いていても、あるいは何を食べようと、食後には人体の代謝が活発になるため、体温は必ず上昇する。


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