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北京税関、麻薬密輸事件を連続して摘発

増加傾向を呈する外国人による麻薬密輸

人民網日本語版 2016年05月16日13:52

麻薬が隠されていた靴

北京でこのほど、1日に2件の麻薬密輸事件が摘発された。2人の外国人観光客が北京首都国際空港から入国しようとした際に、税関係員が2人が履いていた靴の底と財布の中から、それぞれ白い粉末を発見、押収した。これらの粉末は、鑑定の結果コカインであることが判明した。押収されたコカインの総重量は約3.48キログラム。現在、さらなる調査が進められている。人民日報が報じた。

4月19日午後5時30分、通関である外国人男性の歩き方が極めて不自然だった。係員はただちに彼が履いていた厚底の靴を脱ぐよう求めた。X線検査機を通したところ、不自然な影が見つかったため、中を開けてみると、コカインのような不審物(総重量1.53キログラム)が見つかった。同男性の財布からもコカインのような粉末(総重量190グラム)が見つかった。このほか、税関は、別の外国人客の靴底からも、コカインとみられる不審物(総重量1.56キログラム)を押収、この男性の財布にも、コカインのような粉末(総重量190グラム)が隠されていた。

北京税関密輸犯逮捕局調査処理班の担当者は、「最近、外国人客による麻薬密輸事件が増える傾向にある。しかも、グループによる犯罪という特徴を呈している。今回逮捕された2人の容疑者は、靴底と財布に麻薬を隠し持っていたため、現場での検査がいっそう難しいものとなった」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年5月16日

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