(1)沿海地域や北京-上海路線などの「8縦路線」と、陸橋や川沿いなどの「8横路線」を幹線とし、都市間鉄道がこれを補う高速鉄道網を構築し、隣り合った大中都市間を1~4時間で結ぶ交通圏と1つの都市内を30分~2時間で結ぶ交通圏を実現する。
(2)一般の鉄道網を充実させ、中西部の路線網のカバー範囲を拡大し、東部の鉄道ネットワークの配置を最適化し、地域を結ぶ迅速かつ大容量のルートを構築し、貧困扶助と国土開発につながる鉄道の建設を加速させる。一般の鉄道の幹線ルートのボトルネックや死活問題をうち破り、鉄道交通が県レベル以上の行政エリアを基本的にカバーするようにする。周辺との相互接続を推進する。
(3)乗り換えが「距離ゼロ」でスムースに行われることを求める声を踏まえ、1つの駅に鉄道旅客駅を中心とし、鉄道以外の交通ツールと連携した総合的交通体系を建設し、コンテナの中心駅や末端の配送業務などからなる貨物集散サービスネットワークを拡大し、各施設・業務が迅速に機能し、駅と都市とが融合した現代型交通ターミナルを建設する。
(4)高速鉄道経済の新たな業態を育成し成長させ、沿線地域の交流協力と資源の最適な配置を促進し、産業の段階的移転を加速させ、製造業と経済全体のモデル転換・グレードアップを牽引する。
(5)投融資、価格などの改革を深化させ、中央政府の資金が中西部鉄道建設に投入される割合を増やし、多様な投資主体を育成し、市場参入基準を緩和し、地方政府が民間投資や海外資本を含む社会資本を幅広く吸収して鉄道投資や鉄道建設に参加することを奨励し支援する。鉄道総合企業は自ら改革を推進し、現代型企業制度の構築を加速し、すでにある資産を活用し、市場化された多様なルートで資金を調達し、鉄道建設の発展で重要な役割を発揮する必要がある。
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