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日本の焼き餃子は「パクリ」それとも「イノベーション」? (2)

人民網日本語版 2016年08月05日09:57

しかし、日本人のイノベーション力は、焼き餃子を、日本で普及させただけでなく、海外進出させて成功し、英語の名詞まで作ってしまった点にある。

米国西海岸のある都市のスーパーで、冷凍餃子の袋に書かれた商品名を見たことがあるが、水餃子の英単語である「DUMPLING」でもなければ、水餃子の中国語のローマ字表記「JIAOZI」でもなく、日本語の餃子を音訳した「GYOZA」だった。

さらに驚いたのは、フランスのパリに、「GYOZA BAR」というレストランが登場し、日本の焼き餃子とビールが売られていたことだ。

日本の焼き餃子は既に世界に進出しているのに対して、中国の水餃子は、中国と海外の中華料理店でしか食べられない。そのため、日本の焼き餃子は、単なるイノベーションではなく、中国の水餃子の海外市場を奪ったと言うことができる。

日本の焼き餃子が世界進出を果たした背景には、餃子製造機の発明がある。

餃子製造機を最も早く開発し、世界最大の餃子製造機メーカーとなったのは、浜松市の小さな企業「東亜工業」。元々はバイクの部品を製造していた企業だ。


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コメント

最新コメント

中川 清三   2016-11-02125.53.124.*
 戦後の何もない時代に、中国東北部から引き揚げてきた日本人が焼き餃子を作って食べ始めたのが今の餃子になったと聞いている。餃子は日本各地で進化してゆき、今では全国に有名なブランド餃子が生まれている。 今日の記事で「焼き餃子は日本のパクリかイノベーションなのか」というスレッドから話を広げてみよう。 結論から言えば「焼き餃子」は日本人のイノベーションから進化した物と思う。私が中国旅行した1996年、北京市内で昼食したとき、テーブルに沢山の中華料理が並び、その中に水餃子のようなものが出てきた、私が女性の通訳に言って、日本で食べてる「焼き餃子」を注文したら、通訳が意味を解さず、言ってることが解らないようで、紙に餃子の絵を描いて説明したことがあり、中国で餃子と言えば水餃子になると初めて知った。 餃子に限らず中国大陸から日本に伝わった物は非常に多く、みそ醤油に始まり麺類・焼きめしのような中華料理も古くから日本で定番となって日本人に好まれてきた。日本人の特徴はあらゆる文化文明を海外に求めイギリスからは蒸気機関車や艦船をアメリカからは自動車や工業システムをと言うように日本に取り込み、それぞれの良い物を日本人流に変化させ、今の日本の工業力の源泉となっている。イギリス生まれの蒸気機関車はすっかりと変貌させて「新幹線やリニア新幹線」へとイノベーション。アメリカ生まれの医療用洗浄便座は日本社会の切磋琢磨の術をかけられ「温水洗浄便座」に進化した。同じくアメリカ生まれの自動車もトヨタ日産の手に掛かれば、環境にやさしい「ハイブレッドエンジン」に変わり、2020年を目標に水を燃料とした「水素エンジン車」の発売が急がれている。 中国発祥の中華料理も日本ナイズ化しており、天津からきた訪日中国人は「天津麺」や「天津飯」のメニューをみて、天津にもない物を日本で初めて食べたら、旨すぎてびっくりするみたいだ。日本全国に産地特産の海産物を使ったラーメンは今では「日本ブランド」となり世界中に広まっている。 中国生まれのチャーハンは日本の先端冷凍技術で「バカ旨チャーハンにイノベーションされ、いつでも何処でも袋ごと電子レンジに掛ければ「美味しい作りたてのチャーハン」を日本全国で食べられるようになっている。