2016年9月14日  
 

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日本の専門学校は「就職神器」 中国で人気に (2)

人民網日本語版 2016年09月14日10:36

公務員の専門学校も就職率が高い。日本では公務員になるために、難しい試験を受けなければならない。公務員の専門学校では、その試験に関係した内容を系統立てて学ぶことができ、試験の合格率を高める方法の一つとなっている。

専門学校はさらに、「メードインジャパン」の縁の下の力持ちとなっている。自動車整備や土木建築、情報処理、無線通信、農業・園芸などの分野の専門学校は、工業・農業生産に、多くの技術者を輩出してきた。

日本文化の特徴でもあるアニメやファッション系の専門学校は、外国人留学生にも人気となっている。ある中国人留学生は取材に対して、「日本の専門学校でアニメ制作を学ぶと、宮崎駿や新海城などのアーティストの作品の魅力を深く感じることができる。今後、アニメ関係の会社で働けば、自分にとってのアニメ界のカリスマに会う機会もあるかもしれない」と目を輝かせた。

これまでは、留学するなら高学歴を得なければ、単なるお金の無駄と考える人が多かった。しかし、何かの技術を身に付けるのが最も得策であると考えるようになる人が増加するなど、人々の考え方にも変化が起きている。もしただ学歴という箔をつけるためだけに留学した場合、何も身に付かず、卒業後仕事が見つからないという可能性がある。日本の専門学校は、「自分が本当に学びたいことを学び、何かを身に付けることこそが最も重要である」ということを教えてくれているのではないだろうか。


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