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人民網日本語版>>経済

日本でモバイル決済がなかなか普及しないワケは? (2)

人民網日本語版 2018年04月25日09:44

日本総務省の2017年版「情報通信白書」の統計によると、16年、日本の個人のスマホ普及率は56.8%だ。これは、米国やカナダ、英国、ドイツなどの欧米の先進国のほか、中国やブラジル、アルゼンチンなどの発展途上国よりも低い数字だ。

法政大学経営学部の李瑞雪教授は、「一つのシステムがかなり成熟すると、使用者はそれに依存するようになり、新しいシステムをなかなか受け入れることができない。日本でモバイル決済がなかなか普及しないのはそれが原因。日本では現金決済が非常に便利で、ATMが至る所にあり、多くの人は今の決済方法で満足している。その他、企業のイノベーションがここ十数年、十分に行われていないこととも関係がある」と分析する。

その点について、野辺氏は、「日本もモバイル決済の推進に取り組んではいるが、他の買い物をめぐる体験が全く改善されないのであれば、消費者に決済方法を変えてもらおうと思っても、なかなかうまくいかない。当社は、買い物の過程を変えて、消費者がモバイル決済を使用するよう促していきたい」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年4月25日


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