2015年に広東省に自由貿易試験区が開設されて以降、区内では人民元がクロスボーダー資金の往来の主な決済通貨となっており、取り扱われたクロスボーダー人民元収支が、区内のクロスボーダー収支全体の8割を占めている。中国人民銀行(中央銀行)広州支店が取材に対して明らかにした。人民日報が報じた。
15年4月21日から今年3月末までの間に、広東省自由貿易試験区広州南沙、珠海横琴新区で取り扱われたクロスボーダー人民元収支は6832億9200万元(約11兆6160億円)と、同区内のクロスボーダー収支全体の85%を占めた。
今年3月末の時点で、広州南沙、珠海横琴新区の企業58社が、クロスボーダー人民元貸付金業務の手続きをし、貸し出された人民元の金額は60億4400万元(約1027億円)に達した。
今年3月末の時点で、広州南沙、珠海横琴新区では、27件の人民元キャッシュ・プーリングの届け出があり、収支は累計で620億9000万元(約1兆555億円)に達した。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年4月25日
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