▽オンラインもオフラインも大規模キャンペーン
「6・18」の期間中、オンラインでショッピング熱が盛り上がっただけでなく、オフラインの商圏でも実店舗でも熱いショッピングが繰り広げられた。
6月18日の午前中、北京・亦荘地区にある京東の生鮮食品小売ハイテクスーパー「7フレッシュ」には、消費者が大挙して押し寄せ、長い列を作って高品質のシーフードを買い求めた。カナダから直輸入したボストン・ロブスターは1匹69元するが、消費者が争って買い求めた。
今年の「6・18」には新小売が全面的爆発期を迎えた。天猫はオフライン店舗に大量の顧客フローをもたらした。天猫のイベントに参加した新小売商圏は70ヶ所以上、スマート店舗は10万店以上だった。統計をみると、6月16~17日には新小売モデルの家具・インテリアショップ「居然之家」が北京地区で7億1200万元の売り上げを達成し、昨年の端午節期間に比べて230.94%増加した。1~17日には、加工食品メーカー「周黒鴨」のオフライン店舗では、鴨の首部分の肉加工商品が約280万個売れた。
▽W杯に端午節 ジャンルを超えて熱い消費
今年の「6・18」はちょうどW杯ロシア大会に当たり、サッカーファンのW杯熱が消費ブームを巻き起こした。
6月16日、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを達成すると、天猫では「ロナウド」の検索件数が一気に前年の32倍に膨らみ、ロナウドがCMに出ているシャンプーは5分間で1万5500本も売れ、彼と同じユニフォームも10倍の売れ行きを示した。W杯はテレビの売り上げも大きく伸ばした。「6・18」のイベントが始まると、4K超高画質テレビや60インチ以上の大型テレビが爆発的な売り上げをみせた。
「6・18」期間にはW杯だけでなく、もちろん端午節もやって来る。
京東のデータによると、6月1日には、「3大健康家電」のマッサージ器、マッサージチェア、フットバス(足湯器)の売り上げが同226%増加した。ちまきの販売も好調で、1~17日には京東で約9千万個、1~13日には天猫で1億800万個が売れた。大手プラットフォームではちまきの味に次々新機軸が打ち出され、辛味ちまき、ドリアン味ちまき、チーズ味ちまきなどが売り上げ番付の上位に並んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月19日
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