ロシア貯蓄銀行がこのほど発表した研究報告によると、中国のサポーターは、W杯開催期間中、モスクワ市中心部にあるニコルスキー街で、計5千万ルーブル(1ルーブルは約1.8円)分の買物をしたという。ロシア「スプートニク」の報道を引用して中国新聞網が伝えた。
報告によると、ロシア貯蓄銀行入金システムはW杯開催期間中、ニコルスキー街で海外の銀行カードによって成立した取引額が2.5倍に上り、2億2千万ルーブルに達した。このうち、中国の銀行カード所持者による消費が最も多く5千万ルーブル、メキシコの銀行カード所持者が2200万ルーブル、米国の消費者は1600万ルーブル、カタールの消費者は1200万ルーブルにそれぞれ達した。
また、報告では、「中国人サポーターはロシアの商店に巨額の利益をもたらした。彼らは、宝石や腕時計、化粧品やアクセサリーを大量に購入した」と指摘されている。
ある中国人客は、信じられないような銀行の記録を創り上げた。彼の銀行カードには、W杯が過去に開催された11都市全てにおいて消費記録があった。
また、研究報告の編集者がニコルスキー街での平均消費額を分析したところ、8800ルーブルであることが判明した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年7月19日
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