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外交部、国家追悼日の制定は中国人民の揺るぎない立場を示すもの

 2014年02月28日13:17
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 外交部(外務省)ウェブサイトによると、中国の全人代常務委員会は27日、9月3日を中国人民抗日戦争(日本の呼称・日中戦争)勝利記念日、12月13日を南京大虐殺犠牲者国家追悼日と定める決定を採択した。現在の情勢の下で全人代常務委員会が両決定を採択したことには、重要な歴史的、現実的意義がある。

 中国人民抗日戦争は中国人民が日本帝国主義の侵略に抵抗した正義の戦争であり、世界反ファシズム戦争の重要な構成部分だ。第2次大戦の東方の主戦場である抗日戦争の勝利は中国の民族独立と人民解放、新中国樹立の重要な基礎を固めただけでなく、反ファシズム戦争の勝利を奪取し、世界平和を勝ち取る世界各国の人々の偉大な事業に重大な貢献を果たした。中国人民はこのために多大な民族的犠牲を払った。1949年の中華人民共和国成立後間もなく、中国政府は毎年9月3日を「抗日戦争勝利記念日」と定めた。今回全人代常務委員会による決定の形で抗日戦争勝利記念日を定めたのは、より良く歴史を銘記し、抗日戦争で勇敢に身を捧げた烈士と抗日戦争の勝利に貢献した全ての人々を偲び、断固として国家の主権と領土の完全性を守り、第2次大戦の勝利の成果と国際秩序を守る中国人民の揺るぎない立場をはっきりと示すためである。

 1937年12月13日、中国侵略日本軍は南京でこの世のものとは思われぬほど残虐な南京大虐殺を引き起こし、30万人以上の中国人をむごたらしく殺戮した。南京大虐殺は人類文明史上最も人間性を喪失した、良知をなくした残虐な犯罪行為の1つだ。この虐殺事件については、揺るぎない証拠があり、とうに歴史的結論と法的定論が出ている。南京大虐殺犠牲者国家追悼日の制定は、南京大虐殺の犠牲者および日本帝国主義の中国侵略戦争期間に日本の侵略者にむごたらしく殺戮された全ての中国人に哀悼の意を捧げ、日本の侵略者の戦争犯罪を暴き、侵略戦争が中国と世界の人々にもたらした深刻な災禍を銘記するとともに、侵略戦争に反対し、人類の尊厳を守り、世界平和を守る中国人民の揺るぎない立場をはっきりと示すためである。

 中日は互いに重要な隣国だ。中国政府は一貫して中日関係の発展を重視し、中日間の4つの政治文書を基礎に日本と健全で安定した関係を発展させることを主張している。長年にわたり日本国内には、侵略の歴史についての確定評価を覆すことを企て、第2次大戦のA級戦犯に加担し、日本軍国主義に対する国際社会の正義の審判への挑戦、第2次大戦の結果と戦後国際秩序への挑戦を企てる勢力が常にいるということを指摘しておかなければならない。中国と世界の人々はこれを断じて許さない。前事を忘れず、後事の師とする。われわれが歴史の銘記を強調するのは、歴史を鑑として未来に向かい、歴史の悲劇が繰り返されないようにするためである。われわれは日本の指導者に対して、歴史、人々、未来に対して高度に責任を負う姿勢で、歴史をしっかりと直視し、反省し、過ちを正し、根本的に改めるよう促す。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年2月28日

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