中国人民銀行(中央銀行)本部の同意を得て、同行上海本部は先月28日、「中国(上海)自由貿易試験区のマネーロンダリングおよびテロ資金調達の防止業務の着実な実施に関する通知」を公布するとともに、同試験区の管理委員会と共同で反マネーロンダリング業務交流協力メカニズムを構築した。
同通知によると、同試験区は法律に厳格に基づいて反マネーロンダリング業務を履行し、同試験区の業務と関係がある反マネーロンダリングの内部コントロール制度を構築し、中味を充実させるという。
同じ日に外国為替管理を通じた同試験区の建設支援政策も公布された。その改革措置には、経常項目における送金、決済、支払の書類審査の簡略化、直接投資における外貨登記手続きの簡略化などが含まれ、同試験区にある企業や銀行は今後、外貨業務の取り扱いがこれまでよりずっと便利になる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月1日