新ロゴ発表会に出席した人民日報社の張研農社長(左2)、人民日報社の楊振武総編集長(右2)、人民日報社の副総編集長・人民網の馬利取締役会長(左1)、人民網の廖玒総裁(右1) |
人民網は16日、コーポレートアイデンティティを一新したことを発表した。人民日報社の張研農社長、人民日報社の楊振武総編集長、人民網の馬利取締役会長(人民日報社副総編集長)、人民網の廖玒総裁らが新ロゴ発表会に出席した。
新ロゴの中国語部分は、毛沢東が揮毫(きごう)した「人民日報」題字の「人民」の二文字を踏襲し、「網」の字は人民出版社から出版されている「毛沢東書法大字典」の文字から取られた。また、字体の角度を修正し、ビジュアルスタイルに統一感をもたらすなど、細部にこだわってデザインされた。人民網のロゴの字体は、「毛体字」(毛沢東の手書き文字の字体)の風格が引き継がれ、雄大で力強いものとなっている。
英文ドメイン「people.cn」の字体も新たにデザインされ、インターネット時代のシンプルでわかりやすい美的感覚に実にマッチしている。新ロゴの核心となるマークのデザインは、中国共産党党旗の赤と黄の2色を基調とし、2人が踊っている姿を抽象的にロゴ化したもので、スマートかつ上品で、エネルギーに満ち溢れている。つながった「人」の字は、インターネットが持つリンクやインタラクティブといった特徴をシンボル化したものであり、人民網が政府と民間の両者を繋ぎ合わせることに尽力すると同時に、政府と民間のインタラクティブなプラットフォームになることを示している。地球に模したロゴマークは、人民網のグローバルネットワーク化や多角的報道の発展への希望が込められている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年1月17日