昆明「3.01」テロ事件　国際社会から非難の嵐 (2)

　エジプト・中国問題研究を専門とするカンディル氏は、「テロ事件で犠牲となった人々に哀悼の意を表する。罪のない市民を傷つける今回のような事件は、決して許されるべきではない。中国政府が迅速に対応したことで、死傷者を最低限に抑え、現地の社会の安定と秩序を急速に回復させた」と語った。

　韓国「東亜日報」国際部の河宗大・部長は、「罪のない民衆を攻撃するテロ行為は、いくら正当化しようとしても、当然受け入れられるものではない。中国の警察が速やかにテロリストを法律に依り裁くことを望んでいる」と話した。

　シドニー・中国平和統一促進会の王然会長は、「在オーストラリア中国人は、今回の昆明駅テロ事件を激しく非難している。罪のない民衆を殺害したテロリストの残虐行為は、人々に激しい怒りを生み、平和を心から願う世界中の民衆にとって決して許すことのできない行為だ。中国の平和と安全を破壊する悪人は、当然厳しい処罰を受けなければならない」とコメントした。

　中国留日同学総会の汪先恩会長は、「テロリストは、計画的・組織的に昆明駅でテロ事件を起こし、極めて残忍なやり方で罪のない市民を攻撃した。このような犯罪行為を認める国家は、世界中どこにも存在しない。テロリストの目的は、中国の平和的発展と民俗団結を破壊することにある。人々は、高い警戒心を持ち、一致団結し、政府の英断的措置を支持し、テロ犯罪を企てる組織を徹底的に撲滅しなければならない。中国政府が、健やかな社会と治安を守り、国民の生命・財産をしっかり保護する力を持っていると信じている」と述べた。（編集KM）

　「人民網日本語版」2014年3月3日