中国地区は依然としてレノボの主戦場で、その営業収入が世界事業に占める比率は37%に達しているが、前年同期比で大幅に減少した。レノボ中国地区総裁の陳旭東氏は、「新しい会計年度に、レノボ中国地区の戦略は守りから攻めに転じ、市場シェア40%突破を目標とする」と述べた。
◆レノボ製品は1秒に5台売れる
販売はレノボが得意としている。昨日開かれた業績説明会において、レノボの楊元慶CEOは自社の販売能力に満足を示した。
レノボは第3四半期に3260万台の製品を販売した。レノボの計算によると、1秒に5台の製品が世界で販売されたことになる。そのうちPC事業は業界一を維持し、市場シェアが前年同期比2.4%上昇の18.5%と記録を更新し、19四半期連続で業界全体の成長率を上回った。
レノボのPC事業はグループ最大の事業で、営業収入の59%を占めている。しかし第3四半期のスマートフォンとタブレットPCの販売台数は1730万台に達し、3カ月連続でPCの販売台数を上回った。そのグループ全体の営業収入に対する貢献率も、16%に上昇した。
レノボは第3四半期に世界4位のスマホメーカーになり、前年同期比47%増の販売台数で市場シェアが4.8%に達した。この数値は現在3位のファーウェイに近く、0.1%差まで迫っている。IDCのデータによると、モトローラ・モビリティの買収が完了すれば、レノボがファーウェイを抜き世界3位の携帯メーカーになることは間違いない。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月14日
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