中国電信(チャイナ・テレコム)は14日に4G事業を開始し、国内で2番目に4Gサービスを提供した通信事業者となった。中国電信が発表した情報によると、4Gの通信料は中国移動(チャイナ・モバイル)の通信料と一致した。新京報が伝えた。
◆中国移動と同じ通信料
2013年12月4日に4G許可証が交付されると、中国電信は「天翼4G」ブランドを発表した。中国電信は昨日、天翼4Gの料金プランに関する情報を発表した。
中国電信の4G料金プランは5段階に分かれ、月額でそれぞれ70元・100元・130元・200元・280元で、毎月1GB・2GB・3GB・6GB・10GBの通信量となっている。
中国電信はユーザーの利便性を高めるため、他にも300元の半年プラン(6GB、6カ月内に使用)、600元の年間プラン(12GB、12カ月内に使用)を提供している。
ユーザーの通信量の超過分については、0.0003元/KBの基準により料金を徴収する。中国電信は2014年6月30日までキャンペーンを実施し、通信量の超過分(国内)の料金を0.0001元/KBとする。
この料金は中国移動と一致している。中国移動の4G事業の通信料は7段階に分かれ、40元(400MB)、50元(600MB)、70元(1GB)、100元(2GB)、130元(3GB)、180元(5GB)、280元(10GB)となっている。
しかし中国移動が4G事業の料金プランを発表すると、ネットユーザーから割高だと批判を受けた。
中国電信が昨日発表した4G通信料には、4Gネットワークを利用した通話料が含まれない。関係者は、「中国電信は近日中に、4G料金の情報を開示していく」と語った。