◆電波は北京市の五環内の市街地をカバー
中国電信によると、第1期に88都市で4Gサービスを提供することになる。ユーザーは4G端末と料金プランの購入後、天翼4G事業を利用できるようになる。
中国電信の4G電波はすでに北京の五環内の市街地、五環外の一部地域をカバーしている(空港内、回竜観、天通苑、上地、昌平県市街地、通州県市街地、順義県市街地の北部、空港北部の六環内、房山県の北西部、亦荘の西部、大興区盧城から南五環を含む)。中国電信によると、上述したエリアの室外はほぼカバーを終えている。
中国電信によると、国内外の有名ブランドによるデータ端末装置が、今後次々と発売されることになる。最初に発売される4Gデータ端末装置はTD-LTE規格を採用し、SIMカード、ワイヤレスゲートウェイ、MiFiの3種類に分かれる。
これまで中国電信は全国42都市でTD-LTEネットワークの試験を実施しており、一部の都市では市民の体験に開放されている。中国電信の計画によると、同社は今後4Gネットワーク建設に約550億元を投じることになり、30%の基地局がTD-LTE規格を採用する。
中国電信が採用しているのはTD-LTEとFDD-LTEのネットワーク融合で、指定されたデータ端末装置は両方のネットワークを同時サポートする。その使用方法は中国移動の4Gと大きな差はなく、4Gネットワークがカバーされていない地域では、3GネットワークのCDMA2000に切り替わる。
メディアがこのほど発表した中国電信の4Gネットワーク通信速度の実測値によると、同社のFDD-LTEネットワークの通信速度の下り最大は71.8Mbps、上り最大は50.2Mbpsとなっており、中国移動のTD-LTEを上回っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月14日
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