2014年3月12日  
 

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国内初のバーチャルカードが登場 ネットで利用可

 2014年03月12日14:00
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 阿里巴巴(アリババ)傘下の決済サービス「支付宝」(アリペイ)は11日、中信銀行と提携してネットワークバーチャルクレジットカードをうち出すことを明らかにした。初回発行枚数は100万枚の予定だ。同じ日に、騰訊(テンセント)も同行と提携して「微信」(We Chat)ブランドのクレジットカードをうち出すとの情報が確認された。ある業界関係者によると、ネットが誘導するクレジットカード革命が静かに進行しつつあるという。「京華時報」が伝えた。

 ▽非凡な成果 阿里巴巴・騰訊が中信銀行と提携

 騰訊が発行するバーチャルカードにはたくさんの新しい点がある。一つ目は、申請手続きが1分間で終わることで、実体のあるカードにあった手続きの煩雑さという問題が解決される。二つ目は、ビッグデータ技術を利用してリスクを評価し、与信限度額を確定することだ。三つ目は損害保険の衆安保険を導入することで、クレジットカード分野で保険を導入する初めてのケースになり、顧客の信用のリスクや銀行資産のリスクが軽減される。

 現在、バーチャルカードは内部テストの段階で、まもなくうち出される見込みだ。明らかにされた内部テストの画像によると、カードには「微信クレジットカード」の文字が入るという。

 同じ日に阿里巴巴も、来週に支付宝のモバイル決済サービス「支付宝銭包」で傘下のバーチャルクレジットカードを発表し、支付宝銭包が入口になると発表した。阿里巴巴によると、このカードは中信銀行が発行するネットワークバーチャルクレジットカードで、初回発行枚数は100万枚に上り、あらゆるオンラインショッピングで使用可能という。

 ▽バーチャルクレジットカードの詳細 即時申請・即時発行

 バーチャルクレジットカードには実体としてのカードは発行されない。そこで、これまでカードの発行申請時には収入の多寡、自家用車や持ち家の有無などについての質問に答え、各種書類に記入していたのが、その必要がなくなり、審査から発行、受け取りまでの煩瑣で長時間のプロセスが不要になる。

 微信のバーチャルカードを申請したい場合、微信の「私の銀行カード」コーナーに接続すれば、カード申請の入口にたどり着くことができ(サービス開始初期には段階を分けて顧客に入口を開放する)、必要なデータを打ち込めば、中信銀行が審査を行い、その結果はリアルタイムで表示される(中国人民銀行(中央銀行)のシステムが原因でリアルタイム審査が行えない場合を除く)。

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