写真は張希さんと恋人の秦川さん。 |
「400年以上をかけて、未知の世界へと向かいたい。もしこれが夢でないなら、私は去る前に必ずもう一度あなたに会いたい」。インターネットでは最近、ある愛の物語が数多くのネット利用者を感動させている。女性は内蒙古自治区出身の張希さんで、後にカナダに移民している。男性は秦川さんという名前の若いミュージシャン、パイロットだ。2009年12月19日、2人がバンクーバーで水泳を楽しんでいたところ、不幸にも秦川さんが水死してしまった。揚子晩報が伝えた。
2009年の12月20日から今日までずっと、張さんは2人で過ごした日々の思い出を抱いて過ごしている。彼女はまるで自分自身の方法で恋人に「告げる」かのように、日々の新たな出来事を綴り続けている。楽観的で強い彼女だが、思い続ける人は4年間ずっと変わらず秦川さんだ。全ての物語は変化を続け、様々な人間が人生の中を次々と立ち止まらずに行き過ぎ、それぞれのストーリーをつむいでゆく。ただ彼女はこうしてメッセージを残すことで、彼に想いを訴えているのかもしれない。「ICUのドアが開いたその時、あなたが歩いてきて、『一緒に家に帰ろう』と言ってくれるのを望んでいる」と。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月21日