造血幹細胞を提供する陳さん。 |
南京市鼓楼区のボランティア、陳さんは17日午前、造血幹細胞の採取に成功し、鼓楼区で7例目、南京市で32例目の造血幹細胞ドナーとなった。彼女の造血幹細胞は同日、河南省に送られ、18歳の白血病患者の命を救った。揚子晩報が伝えた。
37歳の陳さんは民間企業の女性社長で、ファッションブランドの地区総代理でもある。毎年3月は一年で最も繁忙な時期で、前日にもビジネスフェアが開かれたが、陳さんは幹細胞提供をまったく迷わなかった。思いやり深い彼女は何度も献血に行ったが、2005年の無償献血の際に中国造血幹細胞データベースに登録した。昨年12月に南京市赤十字会の従業員が彼女に電話し、ある白血病患者とタイプが適合したと告げた際に、彼女はすぐに提供に同意した。日常生活の面でも陳さんは多くの犠牲をはらい、体質を強化するためにダイエットを止めただけでなく、意識的に栄養を増やし、2カ月あまりで5キロ体重を増やすこともした。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月19日