2014年7月3日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

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「健康に良い食品」をめぐるファストフード族の誤解

人民網日本語版 2014年07月03日15:21

近頃、「鴨梨山大(プレッシャーが大きすぎる)」という言葉が、都市に住む若者の口癖になっている。速すぎる都市生活のリズムが原因で、「速食族(ファストフード族)」の仲間入りをするホワイトカラーは増える一方だ。「速食族」と「菜食族(ベジタリアン)」は、文字は一字違いだが、意味は全く違い、食に関するライフスタイルの両極を代表する言葉といえる。健康志向でストイックな「ベジタリアン」と、手軽さを追求し、あまり深く考えず、規則性を全く無視した「ファストフード族」、読者はどちらの仲間だろう?とりあえず簡単に食べられるものを求め、「健康は二の次」の食生活を送っているのでは?少しの間立ち止まり、よくよく考えてみるとよい。時間や手間を省く飲食習慣は、あなたの健康を蝕む元凶となっているかもしれない。広州日報が伝えた。

「健康に良い食品」をめぐる誤解

誤解1 豆乳パウダー=絞りたての豆乳

インスタントコーヒーに粉末ミルク、粉末ミルクティー、、、。最近では、お湯に溶かすだけで飲める「豆乳パウダー」なる新製品も登場している。朝起きて、前日の夜から水に浸しておいた大豆をミキサーにかけ、さらに煮て、絞るという一大プロセスを経て、ようやくコップ1杯の豆乳を作る――。もう、このような面倒くさい作業をする必要はない。豆乳パウダーに熱湯を注ぐだけで、豆乳の風味を味わうことができて、お金・エネルギー・時間の節約になる。

だが、実のところ、このような豆乳パウダーの栄養分は、絞りたての新鮮な豆乳には全く及ばない。市場に出回っているほとんどの豆乳パウダーの成分は、5割以上をショ糖が占めている。つまり、豆乳を飲むというより、ショ糖入りの大豆の粉を飲んでいるようなものだ。

誤解2 濃縮還元ジュース=フレッシュフルーツ

ジュースを売るためのさまざまな広告文句に乗せられて、ジュースを飲むことを習慣にしているホワイトカラーや学生はかなり多い。確かに、ジュースは大変便利な飲み物だ。マーケットで売られている値段の高い輸入フルーツと比べ、大きなボトルのジュースを数元で買えることは、大変経済的でもある。ところがどっこい、「果汁100%」を売り物にしている濃縮還元ジュースであっても、その栄養価は、フレッシュな果物の足元にも及ばない。たとえ表示されていなくても、ジュースには必ず添加剤が入っており、色素成分や香料が加えられているものも多い。たまに気分転換に飲むくらいは構わないが、くれぐれも、本物の果物代わりに毎日飲むことのないようにしたい。


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