「ネットショッピングに年間11万元(約180万円)費やす女性、トイレは倉庫状態」というネット上への書き込みが、物議をかもしている。多くの人がネットショッピングに夢中になっているが、ゲットした宝物を未使用のまま放置しているケースも多いようだ。このような人たちは、自嘲気味に、「剁手族(必要以上にオンラインショッピングで購入し、後で後悔する人)」と自認している。心理学の専門家は、「『剁手族』の実体は、『ネットショッピング依存症』だ。このような人は、資産管理に対して普段から良く考え、積立貯金などを始めると良い。また、精神的な成長についても自意識を高く持ち、反省や学習を重ねるべきだ。このような生活態度を持って初めて、ネットショッピングに対する欲望から逃れることができる」と指摘した。広州日報が報じた。
〇投稿:「オンラインショッピングに費やした額は年間11万元」
「ネットショッピングに年間11万元(約180万円)費やす女性、トイレは倉庫状態」というネット上への書き込みが、大きな話題になっている。当人の陳さんは昨年、オンラインショッピングに約11万元を費やした。主な購入品は、洋服、靴、バッグ、化粧品で、映画のチケットやカラオケ個室利用料も、すべてオンラインで買い求めた。
しかし、オンラインで買った買い物のうち9品は、全く未使用のままだったことに気が付き、「お金をドブに捨てたようなもの」だと悟った。
陳さんは、「例えば、トイレットペーパーは、すでにトイレの空間に収まり切れなくなった。おそらく20パックから30パックはあるだろう。すべて特売時に買った」と打ち明けた。
〇オンライン調査:「ネットショッピングに月1千元以上使う」が約半数
5日、広東省東莞市のサラリーマン30人に対して行われた調査によると、オンラインショッピングに使う額は月100元から1万元 (約1650円から 16万5千円)とさまざまだったが、「毎月1千元(約1万6500円)以上使う」人は約5割を占めた。
ネットショッピングで買う品物は、洋服、食品、化粧品、書籍が多かった。約3割の人が、「オンラインで買ったものは、1回使った後はもう2度と使わない」と答えた。
各回答者は、「品物が玄関まで届けてもらえるネットショッピングは、時間とエネルギーの節約になる」と評価していた。