国家税務総局は7日、中国(上海)自由貿易試験区の革新的な税務サービスを支持する、ネットワークを利用した10種の措置を発表した。これにはオンライン自動番号付与、オンライン領収書使用、オンライン統一手続き、オンライン自主申告、オンライン審査・登録、オンライン資格認定、オンライン非貿易管理、オンライン四半期別申告、オンライン信用評価、オンラインサービス体験が含まれる。人民日報が伝えた。
この10種の措置は、税の徴収管理業務の歴史的な進展とされている。自由貿易区は税務登録オンライン自動番号付与管理を、全国に先駆けて試行する。これまでは納税者が税務署で登録・申請を行い、税務部門からの審査を受ける必要があった。同措置の実施後、税務機関は工商・品質監督などの部門から提供される企業情報に基づき、システムを用い税務登録番号を自動的に付与することになった。
また自由貿易試験区内で、電子商取引企業の電子領収書の使用を推進し、領収書を受け取る側を個人消費者から企業・部門に拡大する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月8日