独化学会社BASFは8月4日、中国化学会第29回学術年次総会で、4人の優秀な中国人青年科学者に「中国化学会―BASF青年知識イノベーション賞」を授与し、化学および関連する学術領域における努力と優れた成果を表彰した。科技日報が伝えた。
受賞者は、清華大学化学科の劉冬生氏、中国科学院の各研究所の王朝輝氏、楊超氏、潘秀蓮氏の4人。受賞者は超分子化学、化学生物学、ファインケミカルおよび有機合成、化学反応技術およびカーボン新エネ材料、複合材料および金属ナノ粒子領域の潜在力により、2013・2014年度の知識イノベーション賞を受賞した。
BASFアジア太平洋地域総裁(職能管理)、大中華区総裁兼董事長の侯宇哲氏は、「2020年には50%の研究開発活動が、欧州以外の地域で実施される。そのうち25%はアジア太平洋で実施される。BASFは潜在力を持つ多くの青年科学者を集め、アジア太平洋の研究開発に持続可能なソリューションプランを提供し、アジア太平洋と世界に貢献することを願っている」と述べた。
同賞はBASFの「イノベーションの開放」の一環だ。BASFは2001年に中国化学会と協力関係を構築し、同賞を設立し、毎年2名の受賞者を出してきた。現在まで28人の優秀な青年科学者が受賞者となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月5日