中免商場は霍爾果斯国境検問所にある従来の免税店とは異なるという。中国カザフスタン・霍爾果斯国際辺境協力センターは中国とカザフスタン共和国が共同で建設した世界初の越境経済貿易区であり、上海協力機構傘下の越境協力モデル区た。さらにショッピングを楽しむことができるのは出入境した人々だけでなく、このエリアでビジネス、研修、旅行、仕事をしている人々にまで対象範囲が広がっている。
ショッピングの購入金額の限度額や条件はさらに優遇措置がとられている。曽宇氏は、「協力センターの中免商場内で買い物をする場合、旅行者は1人1日8000元(約13万3040円)の免税を享受できる。しかも商品は現場ですぐに受け取ることができ、大変便利だ」とアピールする。
霍爾果斯経済開発区ビジネス経信局の張培松局長は免税事業の将来は明るいという見方を示す。張培松氏は、「霍爾果斯は香港に匹敵する中国西部の『ショッピング天国』や世界ハイエンド商品が集散するセンターとなることも可能だ」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2014年8月7日