梁博は、「今回の日本のステージでは、UKバンドのアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)やフランスのインディー・ロックバンドのフェニックス (Phoenix)といった世界的に有名な人気海外バンドとともに舞台に立つことができた。でも、僕にとってさらに重要なのは、世界各国から来たミュージシャンや音楽ファンたちと会場内で自分たちの音楽によって交流を行えたことだ」と語っている。今回の日本での舞台によって梁博が得たものは大きいはずだ。
日本に赴いた梁博は、まず初めに東京で最も人気の高いライブハウスのひとつであるクラブクアトロに姿を現し、HATAKE BANDやHeima(ヘイマ)らとともに音楽イベント「EX-CHANGE in TOKYO」のステージに立った。ステージ上で最後にこの2つのバンドと「Born to be wild」を歌った際に、梁博が魅せたギターソロのテクニックに会場中が引き込まれた。この演出によって、梁博と2つのバンドの距離はさらに近づいた。梁博は、「音楽には国境がない。日本のバンドのボーカルたちと言葉による交流は難しくても、音楽は国境を越えることができる。これこそが真の国際的な共通言語だと思う」と語った。