WHOの報告書によると、今のところ、国家レベルで自殺予防策を制定している国は、28カ国しかない。WHO担当者は、「各国はそれぞれ、自殺予防策を制定しなければならない。少なくとも、できる範囲からスタートすべきだ」と強調した。
WHO加盟国はこのほど、「2020年までに自殺率を10%に引き下げるための行動計画」を審議可決、世界規模での自殺の減少を目指す。
初のWHO「自殺予防に関する報告」は、間近に迫った「世界自殺予防デー」のPRを兼ねたタイミングで発表された。毎年9月10日の「世界自殺予防デー」は、自殺に対する人々の注意や関心を促し、自殺防止に向けた行動を促進することを目的として定められた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月5日