中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は11日の定例記者会見に出席し、記者からの質問に答えた。
−−米国のオバマ大統領はこのほど演説の中で、イスラム過激派「イスラム国」掃討のための有志連合を率いて「確固とした容赦ない」軍事作戦を展開すると発表した。これについて中国側の意見は?中国が米国の主導する有志連合に加入する可能性はあるか?
中国はいかなる形式のテロリズムにも断固として反対する。国際社会は共にテロを取り締まるべきであり、これには、関連国家が国内の安全・安定を守るための措置を支援することも含まれる。
中国は、国際テロ対策では国際法を尊重し、国家主権・独立・領土保全を尊重すべきだと主張する。
中国は、国際社会が共に努力し、関連国家ができるだけ早く安定と秩序を取り戻し、和解・平和・発展を実現することを希望する。これはテロリズムが生まれる土壌を消し去るのに役立ち、地域の長期的な平和と安定の実現に役立つ。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年9月12日