煙霧、再び中国に警笛鳴らす (2)

各地で講じられる様々な措置

煙霧の脅威を受けて、各地で様々な応急措置が講じられている。中長期的な煙霧対策もまとまりつつあり、特に煙霧多発地域での環境保全への取り組みは急ピッチで進められている。

今年6月から7月にかけて、山東省では全省を挙げて汚染物質違法排出の整頓に乗り出し、大気汚染の防止をテーマに、エネルギー資源構造の調整、立ち遅れた生産能力の淘汰、基準値に満たない自動車の淘汰などを中心に現場検証が行われた。河北省でも6月から対策が打ち出され、小規模製油所や小規模化学工場、小規模電気メッキ工場など地域性の汚染の解決に乗り出した。環境保護部は9日、6つの監督チームを北京、天津、河北省地域に派遣し、地方政府の大気汚染対策への取り組みを視察している。（編集IM）

「人民網日本語版」2014年10月13日