北京の大学で「授業前に携帯一時没収」を強行 (3)

〇専門家：「携帯電話の一時没収」ルールは、非常に一方的

 教育専門家の熊丙奇氏は「もし、『授業中は不携帯』を、学生が自発的に提案したのであれば、それほど非難するにはあたらない。だが、学校側が、授業前に携帯電話を預けるよう、学生に強制することは、学生が授業中に携帯ゲームに興じるという問題を管理的な方法で解決することになる。学校は、学生に対して、携帯を『自主的に管理』し、好ましい学習習慣や生活習慣を身に着けるよう、奨励すべきだ」と指摘した。21世紀教育研究院の王雄副院長も、「学校は、『管理型』から『独立自主型』へ、教育方式のモデルチェンジを図らなければならない」と、否定的な見方を示した。（編集KM）

「人民網日本語版」2014年10月23日