外交部(外務省)の洪磊報道官は8日の定例記者会見で「中国と米国は腐敗対策、逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産の没収面の協力強化について重要な合意にいたった。中国政府の腐敗懲罰の決意は揺るぎないものであり、腐敗行為をした者のための避難場所は世界に存在しない」と表明した。
――報道によると、米国務省高官は5日、すでに中国から米国に逃亡中の経済犯のリストの提供を受けており、両国間で具体的人数も確定し、順に解決することで合意したことを明らかにした。この点の確認と、中米の腐敗対策協力の進展状況について教えていただきたい。中国側はこうした逃亡犯をどう扱うか。
中米双方は3~5日、北京で中米法執行協力合同連絡部会の第12回会合を開いた。米側はブラウンフィールド国務次官補が団長として出席した。今回の会合の重要議題が腐敗対策、逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産の没収面の協力であり、双方はこの分野の協力の一層の強化について重要な合意にいたった。
中国政府の腐敗懲罰の決意は揺るぎないものであり、腐敗行為をした者のための避難場所は世界に存在しない。腐敗行為をした者がどれほど遠くに逃げても、どれほど長い間逃げても、中国政府は必ず逮捕し、法の裁きにかける。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年12月9日