合肥多加農業科技有限公司の実験基地はこのほど、タッチリモコンで制御可能な農業用無人機の開発に成功し、使用を開始した。同無人機は、10分間で20ムーの農地に農薬をまき、病虫害の観測、水と土壌の観察、作物の収穫高の評価といった農業・植物保護作業を完了でき、国内の空白を埋めた。科技日報が伝えた。
科学技術の発展に伴い、伝統的な農業生産方法が機械化・情報化の手段に変わっている。無人機による低空作業は、フレキシブルな使用ができ、場所を取らず、コストも割安といった特長を持ち、農林植物保護飛行作業の効率と精度を大幅に高めた。国内の農業用無人小型機産業は現在、研究と初歩的な試用の段階に入っている。中国の農業航空技術は全体的に見て、まだスタート段階と言える。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月24日