普通の中国人なら誰でも大好きな伝統食に対し、苦々しい気持ちを抱いている外国人もいる。中国料理レストランのサービスやメニューは、ほとんど中国語のみだ。メニューの写真がよく見えない場合、あるいは写真をさらに細かく分析したいとき、従業員を呼んで身振り手振りを交えてあれこれ聞かなければならない。たとえ英語版のメニューがあったとしても、料理に誤訳されたゾッとするような名前がついていることは珍しくない。たとえば、「紅燒獅子頭(肉団子の醤油煮)」は、直訳すると、「Red Burned Lion Head(赤々と燃えるライオンの頭)」となる。この料理を食べる勇気がある人は、一体どこにいるだろう?
もちろん、上海蟹や鯉のほかにも、外国人が食べたがらない中国食はたくさんある。その原因も、現地の飲食文化、栄養・健康に対する考え方、宗教・信仰などと密接に関係しており、各種各様だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年1月26日