2022年冬季五輪の開催地は、マレーシアで今年7月31日に開催される第128次国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定される。
米紙ロサンゼルス・タイムズは、専門家の話として、「中国が再び五輪招致に名乗りを上げたことは、その台頭と日増しに強まる実力を示している。14年前(2008年夏季五輪)と違うのは、より自信のある立場にいるということだ。むしろ五輪が中国(開催)を望んでいると言ってもいい」と伝えた。
「北京はなぜ歓迎されるのか」。独紙フランクフルト・アルゲマイネは、「北京の巨大なマーケットや政府の支持がIOCを安心させている」とした上で、「北京の課題は競技施設でも環境問題でもない。これらは今後の数年で全て解決されるからだ。人権問題が争点になる可能性もあるが、2008年のような状況は起きないだろう」と報じた。
レコードチャイナ 2015年3月25日