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北京、三環と四環の間を走る道路が9月開通 渋滞解消期待

人民網日本語版 2015年04月15日14:38

北京市公聯公路聯絡線有限責任公司は14日、北京の中心部を周回する三環路と四環路の間を走る「三環半路」のうち、南側の南中軸路と成寿寺路を東西に結ぶ石榴荘路(全長3.93キロ)が9月に開通する予定であることを明らかにした。同道路は、地下鉄10号線と重なっており、開通後は、宋家荘ターミナル駅付近の混雑のほか、南側の三環路と四環路の混雑も緩和されると期待されている。京華時報が報じた。

地下鉄5号線の宋家荘ターミナル駅は、成寿寺と南中軸路の中間に位置し、成寿寺路から同駅までは、狭い道が一本あるだけであるため、渋滞が多発している。同社の関連の責任者によると、宋家荘ターミナル駅から西に向かう道路が今のところなく、三環路か四環路に出る、もしくはすれ違うのも難しい狭い道路を走るしかない。同駅の利用者は1日当たり数十万人。路線バスもこの付近で渋滞に巻き込まれる。石榴荘路が開通すれば、この混雑が緩和されると期待されている。

地図を見ると、石榴荘路はほぼ地下鉄10号線と重なっており、西の南中軸路と東の成寿寺路を東西に結ぶ都市主幹道となる。自動車の制限速度は60キロ。三環路と四環路と平行して走り、途中には信号もある。南側の「三環半路」と呼ばれている。

前述責任者は、「石榴荘路が開通すると、宋家荘ターミナル駅東側の道が両側3車線の都市高速道路になる。両側には、自転車や歩行者などの専用道路も設置され、西に向かう道が開通する。自動車でこの道路を走れば、これまでより20分は短縮できる。また、三環路と四環路の混雑も緩和されるだろう」と話す。

現在、「三環半路」のうち、西側と北側はほぼ完成し、東側は一部分が通行可能になっている。一方、南側は全く開通していない状態で、「石榴荘路」が初めて開通することになる。今後も「三環半路」の工事が続き、将来的には三環路と四環路の間を完全に周回する計画だ。


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