2015年6月3日  
 

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日産ゴーン社長「自動運転車の諸問題を来年解決する」 (3)

人民網日本語版 2015年04月27日08:13

ヴェヌーシアについていえば、直面する課題はどうやって売り上げを伸ばすかということだ。私たちの目標は2つ目や3つ目の電気自動車を導入することではなく、今あるヴェヌーシアの電気自動車(e30、晨風)を売ることだ。今の中国市場での電気自動車の売り上げは理想的とはいえない。これは日産だけが直面する問題でもないし、ヴェヌーシアだけが直面する問題でもなく、すべての中国自動車メーカーがともに直面する問題だ。

電気自動車は中国以外の市場の消費者には受け入れられているが、中国の消費者には広く認められていない。政府はメーカーが電気自動車技術を導入し、新エネルギー車の開発に参加するよう絶えず奨励しているにも関わらず、さらに多くの中国の消費者が電気自動車を購入していない。そこで現在の課題は消費者を喚起して、電気自動車を購入してもらうようにするにはどうしたらよいかということだ。より多くの技術と車種を導入する前に、まずやらなければならないことは、政府やディーラーが力を合わせて努力し、消費者に電気自動車への信頼感を植え付け、既存の電気自動車の売り上げを促進することだ。

‐‐2014年の日産の中国での販売目標は140万台、今年は130万台だ。現在の中国経済の成長ペースの鈍化が日産の中国での販売業績に影響を与えるだろうか。

まず、私自身は中国自動車市場に高い信頼を寄せており、私たちは2015年の日産の中国販売台数は前年比6%増加すると予想する。今年1~3月、中国乗用車市場の販売台数は前年同期比11%増加し、日産の乗用車販売台数は同15%増加して、業界の平均水準を上回った。商用車と乗用車には違いがあるが、私たちは今年130万台の販売目標を達成できると信じている。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月27日


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